フィーリング勉強法3 計画の手順

自分の勉強法をフィーリング勉強法と名付けてみました。講座の分のお金はかかってしまうけれど、再現性は高く、誰でも合格しやすい方法になっていると思います。

これまでに取得した資格

何年何月に合格したいのか大体考える

 勉強の進捗によって、変更するのもあり。

 最初に試験に申し込め、と言う人がいますが、私はおすすめしません。自分の勉強が出来るだけ完璧になったタイミングで受検しましょう。

総勉強時間の目安を考える→1日の勉強時間を決める

 必要を感じなければ、やらなくても良いステップです。私は、簿記3級と2級は何時間かけたのかを気にせずたっぷり勉強しました。特に勉強を始めたてで、勉強法が確立しておらず、長時間勉強にも慣れてないうちは、総勉強時間を決めてしまわない方がのびのび勉強できて良いです。

 しかし、仕事が忙しかったり、受けたい資格が立て込んできたりすると、やはり計画が必要になります。

 計画の立て方としては、Webで、目指す資格取得にかかる総勉強時間を検索して、自分ならどの位がいいかを考えます。このとき、たっぷりめに考えるのがおすすめです。調べて出てきたのが100時間~300時間なら、300時間で考えておくと余裕が生まれます。総勉強時間が決まったら、日数で割り、1日3時間なら3時間と決めて毎日継続し、習慣化するだけです。平日と土日でパターンが違う方はパターンを分けて計画しましょう。たっぷりめに計画を立てておいて、途中でこれはもう少し短くても合格できそうだなと思えたら短縮するのもありです。上手にフィーリングで本番の試験までのスケジュールを調整していきましょう。

全体を何周するのかを決める

 フィーリング勉強法は試験範囲全体を周回する勉強方法です。全体を何周したいか、目安・目標で良いので決めましょう。私の目標はいつも5~7周です。ラッキーセブンではないけれど、誰であれ、どんな内容であれ、7回聞けば(見れば)覚えるというのが、私のコンセプトです。

 実際の達成度はというと、大抵3周です。え、全然達成してないじゃん。ということなのですが、実際は3周ぐらいで十分定着しますし、時間切れになることが多いのです。最初から最低3周という目標でもいいかもしれませんね(笑)。

自分が理解に必要だと思うだけ、講義を用意する

 フィーリング勉強法では、同じ講義ばかりを繰り返すことはしません。同じ講義を繰り返すのは多くて3周ぐらいにとどめるのがいいと思います。出来るだけ同じ講義は繰り返しません。理由は、理解を深めることと、変化をつけて飽きを防止することです。

 講義を集められるだけ集めます。多ければ多いほど良いですが、目安としては、3周なら3周分、つまり3つ以上の講座を受講します。え、超お金かかるじゃん。と思われたかもしれませんが、可能な限りYoutubeなどの無料講座を使い、その上で、どうしてもこの講義は有料でも見たいと思う講座だけを申し込みます。自分が合格のために必須だと思う講座は、有料でも購入すべきです。いきなり申し込むのはNGです。体験講義などを受けて、しっかり吟味してから申し込みましょう。私は簿記3級やFP3級はYoutubeの無料講座のみを使いました。級のレベルが上がるにつれ、無料講座は減っていきますが、簿記1級でも無料の講座もあるので、しっかり探してみてください。

 Youtubeに無料講座がない場合もありますが、最近は、例えば公認会計士講座などでは、大手の予備校で、1つの講義に申し込めば複数人の授業が受けられるようになっていたりもします。先生が選べるようになっている講座ですね。これを複数人分受けてしまうわけです。

 ちなみに1周の内に色々な講義をまたがって見るのは構いません。同じ分野を横断するイメージですね。理解が深まるので、今回はこの講義しか見ないと決めつける必要はないということです。

アウトプット教材を用意する

 おすすめは過去問道場や無料の模擬試験です。Youtubeにも、アウトプット動画(問題解説動画)を挙げている人がいる場合もあります。無料の範囲で足りなければ、書籍などを検討します。簿記であれば、分野別の問題集と、過去問や模擬試験を用意すると良いでしょう。

 インプット講義と同様、アウトプット教材も、多い方が望ましいです。過去問道場は10年分以上ある場合もありますが、全部解くぐらいのことをすると、合格はかなり確実なものになります。

 勉強を進めながら、追加や変更をしていくのもOK。例えば、過去問までにもう一段階難しい問題集が欲しいと思ったら、良さそうな問題集を追加するのもありです。理解が進んできていると、問題集選びもしやすいかもしれませんね。ちなみに、書籍も出来るだけ試し読みをして中身を吟味してから購入しましょう。Amazonが試し読みが出来る本が多い印象です。あとはTACの書籍購入サイトも試し読みが充実しています。割引もあるので、TACの書籍を購入するならおすすめのサイトです。

今回の一曲

パラレル / ずま

番組「オケカゼ ~桶屋が儲かったのはその風が吹いたからだ~」オープニングテーマ

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