情報を浴びる
アニメや小説で、一つの作品にシリーズに入れ込んでくれるファンというのが貴重な存在であることはよくわかるのだが、本当に自分のことを知りたいのであれば、浴びるように読んだり見たりした方が良いと思う。
大事なことが一つあって、いちいち感想としてアウトプットしてしまわないことだ。アウトプットしてしまうと、それで終わりになってしまう。中途半端な分類されない単体の感想として浮いてしまうだけで、行き着く先がない。そのまま溜め込んでいれば、他と混ざり合って代謝されて、もっと大きな何かになってくれるかもしれない。個性を形成して、自分の行動や性格としてにじみ出るようになるかもしれない。浴びるならただただ浴びるだけにしよう。アウトプットをする暇もないほどインプットしてみよう。
物語を体験する
村上春樹も同じようなことをどこかの本で書かれていたのだが、物語を自分事として体験するのがおすすめだ。確かに、リアルには負けるかもしれないが、本物・リアルにばかりこだわりすぎると、情報量が足りないということになりかねないと私は思っている。まあ少ない情報から器用に経験を得る人もいるのだろうが。物語の体験は、かなり貴重な経験になると思う。
私はよく、小説を読んだりアニメを観たりするときに、『千と千尋の神隠し』ではないが、トンネルをくぐるような、あるいは深い水にダイブするような、そういうイメージを持ちながら体験していた。
神社やお寺には、入口がある。それはいわば世界の境界線だ。それを踏み越えると、あちら側の世界に入り込むことになるのだ。同じように、物語に入り込むときには、入口をくぐるような気持ちを最初に持つと良いかもしれない。
自分を揺さぶる体験
自分の世界観を変えてくれるような体験、あるいは本物だと思えるような感覚を与えてくれるような体験をしよう。
おすすめの方法
好きなことといっても、自分の世界観をひっきりなしにひっくり返してくれるようなことをするのが、個人的にはおすすめだ。
出来れば誰にも迷惑が掛からず一人で出来ることが望ましい。
昼夜を問わず、何年でも続けられるようなことが望ましい。
その1 アニメ
アニメについては、次回の記事で詳しくお話ししたいと思います。
その2 音楽
歌詞だけで世界観が変わるほど、というのは難しいと思うが、好きで、繰り返し聴くうちに少しずつ変わってくるということはあるかもしれない。
その3 ゲーム
アニメの自由さを思うと、世界観にある程度定型が必要なような気がするから、世界観に限界もあるかもしれないが、ゲームもかなりの数あるし、世界観を拡げるのに良い方法かもしれない。
その4 小説
私は最終的にはすっかりアニメ派になってしまったが、小説も世界観を拡げるのに良い場合もあるかもしれない。効率の観点からも、人によっては読む方が早いぐらいの人もいるのかもしれない。
その他 本当に好きなこと
今回の一曲
ピースサイン / 米津玄師
アニメ『僕のヒーローアカデミア』第2期第1クールオープニング
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