2-11 自殺についての考察・メッセージ

常識に染まっていると、自分を常識に当てはめて評価してしまう。
社会の役に立つのか、存在意義があるのかという観点で自分を評価してしまう。
自分は社会の役に立てないし、周りには迷惑ばかりかけているし、自分なんて死ねばいい、と。
人は追い込まれると、非常に視野が狭くなる。それが全てに思えてしまう。
その世界観から脱出しなければならない。

 このブログの大きなテーマの一つは、世界観である。その人の心の世界を覆っているもの・支配しているもの、それが世界観であり、本当は自由自在なものであるはずだが、多くの人は自分の見たい世界ではないものを世界観としていることがほとんどなのである。

 人類は社会を作り上げてきた。あなたの周りの人も、あなたも、社会の一員として生まれてきた。だから、正しいこと・間違っていること、価値のあること・ないこと、色々なことを知識・常識・規則…様々な形で教わってきたはずで、それがあなたの中に深く根付いてしまっている。

 だけど、あなたはあなただ。確かに非常識な人になって、社会で生きにくくなるような事態にならない方が、本当はあなたのためになるのかもしれない。だけど、それで命を絶つのは、私は早急に過ぎると思うのだ。

 あなたが生きている世界が全てではない。あなたの世界観はあまりにちっぽけである。そんなことを気にして、命を絶つ必要などないのだ。

 まず、社会というものは、人間が短い歴史の中で作り上げてきただけのものだ。絶対的なものでも、完璧なものでもない。働かざるもの食うべからず、みたいな言葉があって、働けないなら存在しちゃいけないとか思う人がいるみたいだけど、(社会にいる時点で、社会にとって不要な存在では本当はないのだけど、)仮に社会があなたを本当に不要な存在だと言ってきても、それに従う必要なんてない。それはこの社会がお金によって成り立っているからであって、もしそうでなかったのなら、誰も働く必要なんてなかったのだ。

 迷惑という概念も、社会の人々とのつながりの中で出てくるものであって、そもそもあなたは生まれてくることを選べないわけだし、生まれてきてしまったからには、誰にも迷惑がかからないなんてことはあり得ないのである。だから、気にしなくていい。

 あなたは思い出すべきなのだ。社会の一員である前に、あなたは人類の一員なのであって、この地球上に存在している生き物なのだということを。生き方なんて、いくらでも選べるのだ。人生は、自由自在なのだ。それを思い出してほしい。社会の常識から勇気を出して抜け出してみてほしい。あなただけの人生を誇らしく生きてほしい。

 自分の存在は他の誰のものでもない、あなたのものだ。残念ながらあなたはあなたから離れることはできない。ついでに言うと、死んでなお、あなたはあなたから離れられない。だから、このことはあきらめるべきだ。だけど、あなたの存在意義は、あなたが決めていい。この世界で好きなこと見つけて生きてほしいけど、どんな形でもいいと思う。死のうとするのをやめて、あなただけのための人生を生きてほしいのだ。

 自分の世界観が真っ白に塗り替えられたとき、あなたの世界観は変わりだす。あなたの世界が動き出す、そして、価値観が揺れ動きだす。それでいい。社会の常識と違う考え方を持っていたって良い。それがあなたなのだから。本当のあなたを見つけて、たくましく生きてほしいのだ。

今回の一曲

Q-vism / Who-ya Extended

「PSYCHO-PASS サイコパス 3」オープニングテーマ

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