1-4 価値判断についての考察

今、悩んでいることはありますか?

悩みには2種類ある

悩みと一口に言っても、様々なものがある。他人や社会のために自分が悩むことになった悩み、自分で解決できない悩み、うれしい悩み。

だが、シンプルに言って、悩みには自分が気にしたい問題と、そうでない問題の2種類があると私は思っている。気になる問題か、ではない。気にしたい問題か、だ。本当に気にしたい問題なら、大いに悩めばいいと思う。個性を見極めようとするときに、価値判断として残れば、その価値判断は本物だろう。自分が大事だと思っていたことが、実は大事ではなかったということも人生にはあるから、今大事だと思っていることも、もう一度吟味してみても良いかもしれない。

だからまず最初に、自分が本当に気にしたいことは何で、本当は気にしたくないことは何なのかを見定めることが大事だと思う。それが、価値判断ということだ。人生でどんなことに時間を費やしたいのか。どんなことを考えて生きていたいのか。私は、人生の全てに価値判断があるべきだと思っている。

価値判断をして、最初のうちはそれでも気になってしまうことがあるかもしれないが、何年も続けていると、忘れてしまう瞬間が訪れたりする。あんなに悩んでいたのに、と。本当に気にならなくなってくるのだ。

客観は本当に必要か

人生に、実は客観は必要ない。大昔の人類も、野生動物も、主観こそ全てだったはずだ。あるいは客観すら主観に含まれていたのかもしれない。それぐらい自然と共にあったころならあるいは。ともかく、こんなにも社会から客観的であることを求められるのでなければ、実は客観など自分にとっては、自分の人生には不要のものなのだ。

本当は価値判断が先

人生はやむを得ないことであふれている。お金がなければ働かなくてはならないかもしれないし、社会に上手く所属していなければ様々な不利益や困難が生じることもある。でも本当は、最初にあるべきは価値判断だ。価値判断が、どんな行動よりも先にあるべきものであるはずなのだ。

価値判断の総体=個性

自分の考えていること・思っていることの総体、すなわち価値判断の総体が個性だと私は思っている。だから、個性というフィルターを通し続ければ、全ての行動が価値判断から出てくることになると思っている。

個性によって、価値判断の順序が決まる

自分の好きなことを知り、自分を知れば、すなわちすべてのバランスが整っていく。自分の価値判断の順序で、人生を送れるようになる。これが、私の思う理想の人生の形だ。

今回の一曲

PAINT / I Don’t Like Mondays.

『ONE PIECE』2022年主題歌

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Amazon.co.jp: PAINT : I DON'T LIKE MONDAYS.: デジタルミュージック

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